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子どもの心のケアついて(新型コロナウイルスの影響について)

最終更新: 4月22日


2019年12月頃、未知の感染症が発見され、その後“COVID-19”という名称になりました。もっぱら世間では新型コロナウイルスとしてその名を見ない日はないほど連日トレンド入りしています。当初は、風邪みたいなもの、インフルエンザの方が危険など軽視する見方も散見されたものの、反対に重大視しすぎて、架空の紙不足が起きてしまいました。このコロナショックは、各所に在庫があるものの集団の不安感が高まり、備え行動が活性化し、その行動を見た人がさらに備え行動を起こすという連鎖が、供給スピードに追いつかず起きました。多くの人が我先にと求め衝突するようなパニック状況は、日本では報告されていないように思います。ですが、その一歩手前まで国民の不安と緊張感は高まっていたように思います。紙製造元の早々の情報発信が功を奏したのではないでしょうか。近年のSNSの情報伝達スピードはすさまじく、炎上するときも鎮火するときも早かったように思います。

この件は、氷山の一角のように思います。皆さんの中には依然として、次は何かが不足するのでは?という不安があるのではないでしょうか。1人1人がその不安がパニックの種のようなものであることを自覚し、ジワジワと高まる不安感をコントロールする必要があるように思います。

たくさんの不安を多くの大人が持っている状況は、子どもにとってすでに非常事態といえます。普段、大人の庇護の元、伸び伸びと自身の能力や感性、人間性を育んでいる子どもにとって、漠然とした危機を敏感に察知していてもおかしくないように思います。いつもはどこか余裕のある大人たちが、いつでも臨戦態勢に入れる備えをしている状況は、理解力の幼い子どもにとって、とてもストレスフルなのです。

 この記事は、感染症対策時における子どもの心のケアについてまとめていこうと思います。特別なことはのせていませんが、情報の整理にお役立ちできましたら幸いです。




目次

  1.  子どもの一般的な反応

  2.  感染者のいる家庭内での8つの注意点

  3.  子どもの心のケア







1.子どもの一般的な反応

 大阪府のホームページに分かりやすい記述がありました。災害や非常事態、強いストレスがかかった時の反応とおおよそ同じですね。感染症対策時においては、そこそこのストレスが持続的に長期的にかかり続けているといえます。行動制限によるフラストレーションや漠然とした不安、見通しの立たなさ、経験したことのない社会全体の不安を目の当たりにしていることなどが、ざまざななストレスがかかっていると考えられます。

こころの反応  ・ひとりでいるのがこわい  ・不安になる  ・イライラする  ・おこりっぽい、急にキレる  ・自分を責めてしまう  ・何にも興味がもてない  ・自分がダメな気がする  ・感情がわかない            …など

●からだの反応  ・熱が出る、汗が出る、ドキドキする  ・眠れない、こわい夢をみる  ・おなかが痛い、頭が痛い  ・食欲がなくなる  ・吐き気がする  ・排泄の悩み(下痢や頻尿など)  ・皮膚の悩み(かゆみなど)  ・疲れがとれない           …など

●生活や行動の変化  ・集中できない  ・しゃべりすぎ  ・赤ちゃんがえり、甘える  ・反抗、乱暴  ・勉強する気がしない  ・忘れっぽい、前のことが思い出せない  ・ひきこもりがち            

(http://www.pref.osaka.lg.jp/kokoronokenko/kokoronocare/index.html)


気を付けたいのは身体の反応のところですね。今回は感染症による非常事態ということもあり、心因的な場合も考えられますが、感染している可能性も疑いましょう。心因性と決めつけ何の対策も講じずに感染拡大を許したり、重症化してしまうことは、本人にとっても、周囲にとっても、望まないことかと思います。



2.感染者のいる家庭内での8つの注意点

感染の可能性が高い場合の家庭内での対応はこちらが詳しいです。

1.感染者と他の同居者の部屋を可能な限り分ける
2.感染者の世話する人は、できるだけ限られた方(一人が望ましい)にする
3.できるだけ全員がマスクを使用する
4.小まめにうがい・手洗いをする
5.日中はできるだけ換気をする。
6.取っ手、ノブなどの共用する部分を消毒する
7.汚れたリネン、衣服を洗濯する
8.ゴミは密閉して捨てる

一般社団法人日本環境感染学会ホームページhttp://www.kankyokansen.org/uploads/uploads/files/jsipc/dokyokazoku-chuijikou.pdf)


3.子どもの心のケア


〇いつもと違って当然

強いストレス状況下では、普段とは違う反応が見られやすいことを保護者は知っておきましょう。ある意味当然の反応であることを心にとめ、落ち着いて応対しましょう。保護者は危機的状況では、心の安全基地になれることが望ましいといわれております。内心は落ち着かなくても、毅然とした態度を見せ続けることや正しくヘルプ(助け)を求める姿は、子どもからすると頼もしくもあり、成長の参考となるでしょう。不安を抱えつつ冷静にふるまうことは、パニックを起こさない上で重要な態度となります。もちろんできる範囲で無理をなさらないでください。不安や心配などは同じような境遇の仲間と共有するとひと時の安息につながりやすいようです。お互いで不安をあおりあいすぎないように気を付けながら、情報交換をかねて雑談することもいいように思います。


〇ニーズや心配事をきにかけてあげる

 私の3歳の娘のことなのですが、いつもより幼稚園への行き渋りが強い日がありました。よくよく話を聞くと、「コロナでお休みと思ってたの」と教えてくれました。子どもなりに世界を理解し、自分の行動を考えているようでした。大人の様子をうかがって、言葉を飲み込むことがあります。いうまいと頑なになり意固地になることもあるかもしれません。子どもが一人で抱えるには荷の重いように思いますので、気にかけてあげて一緒に抱えてあげましょう。


〇安心して落ち着けるようように関わる時間を設ける

 

〇自分から話すことに耳を傾ける


〇衣食住を満たし、可能な限り、ルーティーンやリズムを保つ


〇規則正しい生活を保つ


〇ストレッチやダンス、体操など、体のフラストレーションを発散させてあげる


〇信頼できる情報をかみ砕いて説明してあげる

 ちょっとした冗談を真に受けて知らず知らずのうちにしんどくなっていることもあるかもしれません。また友達や先生に言ってしまって大騒ぎなんてことにもならないように、コロナ関連の冗談は控えたほうが無難かと思います。


〇心配が長引いたり、大きすぎるときは、社会的な支援を活用しましょう。

 社会的な支援とは、専門機関や医療機関などです。どこへ相談していいかわからない方は、お住いの地域の子育て支援情報が載っているWebページを探してみましょう。「地域 コロナ 子ども 相談 」などで検索してみてください。


〇身を守る方法を一緒に取り組もう

 手洗いや咳エチケット、適度な運動、食事)


(参考:公益社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン:https://www.savechildren.or.jp/news/publications/download/MHPSS_message.pdf

 



想像以上にストレスがかかっている可能性もありますので、心配だなと思われたら迷わず専門家へご相談ください。


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