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執筆者の写真miya

“心配症”なあなたが“気楽さ”を手に入れるための5つの方法

更新日:2020年4月14日

生活の中で不安や心配はつきもの。平穏安定して生活していうように見えても、多かれ少なかれ不安や心配は誰しもの心の中にあるように思います。


人並み以上に心配や不安を感じやすい人のことを一般的に『心配症』と言ったりしますよね。また、特に大切にしている事に対してだけ『心配症』になってしまったりする時もあって、その使われ方は様々です。


そんな『心配症』ですが、それが顔を出すのが多すぎて生き辛いと感じておられる方や、もう少し気楽に考えられたらなと思っている方も多いのではないでしょうか。


隠れ『心配症』の方もおられるかと思います。周りに合わせていても、内心ハラハラドキドキしていたり、気が気でない状態で過ごしていたり。

心のエネルギーなるものがあるとすると、それを心配と言う心の働きに多大に使っていることになります。それでは精神的に疲れてしまって当然ですよね。

一方でメリットもあります。心配や不安は危険予測やリスク管理にとても役に立ちます。

この働きがなければ突然の予定変更や望ましくない事が起きた時を、備える事もできません。未来の自分への優しさでもあるのです。また他人を心配したとき、相手に優しさと受け取ってもらえれば、対人関係を深める要素にもなります。


「転ばぬ先の杖」の杖は『心配を感じたら備えておくとよい』ということわざかと思います。しかし「心配症の人はその心配の強さゆえに、“杖”以上のものを用意しようとします。“両手に杖を持って、リュックには救急セットを持って、遭難した時の何日分かの食料を…も準備をして“というのは大袈裟かもしれませんが、非常に深刻なできごとを想像してしまいます。

非常に深刻な事態は確かに起きるかもしれません。しかし、確率は非常に低いのです。ただ当事者は『心配症』が発動しているので、起こる気がして、いてもたってもいられなくなります。


そんな「心配症」への私なりの対処法をご紹介します。

  1. 起きる確率を考えてみる。過去に起きたことは?周りの人に起きてる?

  2. 周りの人と同じ程度の備えを意識する。

  3. 開き直る(起きたときは起きた時と、思い切って諦めてみる)

  4. 心配しすぎは、“もったいない”と唱える。(心のエネルギーと時間は好きなことに使いたくないですか?)

  5. 心配や不安のセンサーを調整するために、予想と結果を分類する。

OKゾーン=心配を無視しても何も起こらなかった、または失敗したが、事前の心配や予想とは全く関係ないことで、事前に予想することが極めて困難な場合。「これでOK」と唱える

NGゾーン=心配を無視したことで大きく失敗してしまい、心配して備えた方がよりメリットが大きいなと後悔とともに感じた場合。心配によって備えてしまったが、備えはどうやら過剰だったようだという後悔をともに感じた場合。「これはNG」と唱える。


この5つのポイントを試行錯誤し丁寧に経験を振り返り続けていくと、段々と気楽さが増してくるように思います。 ただ気楽だからと言って失敗が減るという事ではありませんのであしからず。完璧に備え失敗をなくし、気楽さも手に入れたいと言う人は『心配症』とともに『完璧主義』が潜んでいるかもしれまませんね。それはまた別の機会にでも。


ここで紹介した方法以外でも、様々な人が様々なアプローチによって心配症に挑戦されていますので、自分にあう方法を探してみることも大切ですね。

あくまで私なりの対処法になります。それが、あなたのお役に立ちましたら幸いです♪

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