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  • 執筆者の写真miya

これって依存?早めに気づけばセルフケアも楽々♪


今回は依存についてです。

最近(2019/11)沢尻エリカさんが違法薬物を所持しており逮捕され、ニュースになっていましたね。他にも元日本代表のスポーツ選手なんかも逮捕されていて驚きです。芸能界の違法薬物問題は定期的に表に出て来ますので、「あの人が?」とか「またかー」など一種の恒例になってきていますね。


目次

 1.心の機能としての“依存”

 2.依存/嗜癖の何が悪いの?

 3.日常生活の依存

 4.セルフケア


1.心の機能としての“依存”

そんな違法薬物問題ですが、臨床心理学的の視点から見ると、その行為を引き起こす“依存(いそん)”という心の働きが最も重要になります。

“依存(いそん)”は、“他のものによりかかってなりなっていること”と検索すると出てきますね。多かれ少なかれどなたの心にもあるものなのだろうなと思います。少なくとも、私の中にもありますし。重要なのはその程度や違法性です。程度の軽い依存は“嗜癖(しへき)”と呼ばれることもあります。“好きすぎて、耽りすぎて、困ったことになりがち”というニュアンスで、今のところ私は理解しています。ですが心の働き方は概ね同じように思いますので、軽いものを嗜癖、困り度が出始めてきているものを依存と思っておいて貰って構わないと思います。


2.依存/嗜癖の何が悪いの?

まず注意して欲しい事があります。あなたにそう言わさせている気持ちは“依存心”ではないでしょうか?依存は、しつこく狡猾で何が何でも生き残ろうとする性質があります。

依存心と自制心のバランスが取れている時は大丈夫でしょう。ですが、依存心は長い時間をかけてその勢力を強めようとする厄介な心です。この心に抗うことなく流されていると、どんどんエスカレートしていきます。そしてその衝動も耐え難いものへと変わり、正に“目の色を変えて”“喉から手が出るほど”の欲求が生まれます。これを“渇望”と呼ぶのかもしれません。

なによりも恐ろしいのは、渇望は満たせば満たすほど膨らむ性質があり、最終的に“心を、体を、人生を”壊しても治まることはありません。そうまでしても渇望は止む事はありませんので、“この苦悩から逃れるために”死にたいと願うようになるかもしれません。

かなり極端なお話をしてしまいましたが、あくまでも“依存へ無抵抗なら”というお話であることを覚えておいてください。そうなる前に回復することはできますので、安心してください。ここまでに深い共感を覚える方は専門機関へご相談下さい。それが、あなたができるあなたの為の最善策だと私は思います。


3.日常生活の依存

人や物、事へ過度にやってしまう。スマホやゲーム。友人への相談など、様々な依存があります。なかなか自分では気づきにくいので、それを“時間や機会を今以上に増やしたら、誰かが困ったり、自分が困ることになるかどうか”を考えてみてください。そうならないように意識してみてコントロールしてみてください。できれば今のところ問題ないでしょう。

少し依存がありそうだなと思ったら下記のことを実践してみてください。

4.セルフケア

・危機感、後悔を大切に。決意に変えて前向きに有効に使う。

→許されてしまうと際限なく膨らむ性質が暴走してしまいます。依存心が出て来たときほど思い出しましょうあの日の後悔を。

・程よい距離が好きを長続きさせるコツ

→好きで仕方がない時もあります。長続きのコツは止め時です。

・他のことを意識してみる。気分転換

→(気は乗らないものです。だからこそ効果的なのです)

・我慢に疲れてしまいそうなら

→かかりつけのカウンセラーに励ましてもらいましょう。親しい人に励ましてもらうと衝突することがあります。


小さければ小さいほど楽々にケアできるので、早めに気付いてセルフケアをしていきましょう♪

自分ではどうしようもない感じがしたり、1人では心細い人は是非カウンセリングへ♪


やらなければならないことがあるのに、出来ないほど依存していたり、やってはいけないもの事をしたくなる場合は、依存症専門の病院を探しましょう。もしくはパーソナリティの側面を重視して診てくれる病院もお勧めです。


更に詳しく知りたい方は厚生労働省HPへ

依存症かどうか心理テストしてみたい方は久里浜医療センターHPへ。

簡単なテストが匿名で受けられます。

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