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臨床心理士とは

最終更新: 7月9日

要約

このページでは、臨床心理士という資格から、臨床心理士を活かした仕事について、分かりやすく説明しています。 臨床心理士資格を取りたいと思われている方やどこかで見聞きし疑問を持っておられるユーザー向けの記事になります。

目次

 1.臨床心理士とは

  ①臨床心理面接

  ②臨床心理査定(アセスメント)

  ③臨床心理的地域援助

  ④調査・研究


 2.臨床心理士の職域

  ①医療領域

  ②福祉領域

  ③産業領域

  ④教育領域

  ⑤開業領域


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1.臨床心理士とは

『臨床心理士』資格についてお話ししていきたいと思います。

臨床心理士は、心の問題に取り組む“心理専門職”の証となる資格になります。認定団体は国ではなく、公益財団法人 日本臨床心理士資格認定協会(以下、認定協会)というところになります(参考URL,http://fjcbcp.or.jp)


2019年には日本に初めての心理系国家資格『公認心理師』が誕生し話題になりましたね。臨床心理士は民間団体が認定している資格ですから、信頼性は国家のそれに比べて低い印象を受けやすいですが、まだ心に関する資格の無かった時代から、心の専門家として奮闘されてきた先人達により、信頼を積み重ねてきました。


今ではスクールカウンセラーや医療機関など様々な領域で専門的な支援が求められ活躍する場が増えてきました。


お仕事の内容といえば、①臨床心理面接、②臨床心理査定(アセスメント)、③臨床心理的地域援助、④調査・研究、の4つに大きく分けることがてます。認定協会のホームページを引用と一緒に一つずつ見ていきましょう。


臨床心理面接

臨床心理面接は、臨床心理士とクライエント(相談依頼者)との人間関係が構築される過程で“共感”“納得”“理解”“再生”といった心情が生まれる貴重な心的空間です。そして来談する人の特徴に応じて、さまざまな臨床心理学的技法(精神分析、夢分析、遊戯療法、クライエント中心療法、集団心理療法、行動療法、箱庭療法、臨床動作法、家族療法、芸術療法、認知療法、ゲシュタルト療法、イメージ療法など)を用いて、クライエントの心の支援に資する臨床心理士のもっとも中心的な専門行為です。

心のことを中心においた面接になります。心理カウンセリングや心理療法、家族合同面接、カップルカウンセリング、プレイセラピー、ソーシャルスキル訓練などなど、カウンセラーの考え方によって様々な面接形態があります。

最も想像しやすいのが、心理カウンセリングだと思います。秘密が守られる関係性の中で、ご自身の心のについて安心できる他者と話し合うことのことは、おそらく心理カウンセリング以外ではできないことのように思います。


②臨床心理査定(アセスメント)


「診断」(diagnosis)ではなく「査定」(assessment)と表記しています。「診断」は、診断する人の立場から対象の特徴を評価しますが、「査定」は、その査定(診断)される人の立場から、その人の特徴を評価する専門行為に主眼がおかれています。つまり臨床心理査定とは、種々の心理テストや観察面接を通じて、個々人の独自性、個別性の固有な特徴や問題点の所在を明らかにすることを意味します。また同時に、心の問題で悩む人々をどのような方法で援助するのが望ましいか明らかにしようとします。加えて、他の専門家とも検討を行う専門行為といえます。

臨床心理査定は、対象者さんにとってどんなことが心理的支援になるか(支援を必要としているかどうかも)、面接や心理検査などを用いてを検討するためのものです。心理士個人の独断をできるや偏見だけなくすために、臨床心理学の知識や科学的な手法で考案されてきた心理検査を使います。支援につながらない心理査定は、時にクライエントさんを傷つけるだけになってしまうこともあるため、希望しても受けられない時もあります。人の心を言葉で表すことは非常にセンシティブな課題です。信頼できる方に頼みましょう。


③臨床心理的地域援助

専門的に特定の個人を対象とするだけでなく、地域住民や学校、職場に所属する人々(コミュニティ)の心の健康や地域住民の被害の支援活動を行うことも臨床心理士の専門性を活かした重要な専門行為です。これらのコンサルテーション活動は、個人のプライバシーを十二分に守りながらも、コミュニティ全体を考慮した心の情報整理や環境調整を行う活動ともいえます。また、一般的な生活環境の健全な発展のために、心理的情報を提供したり提言する活動も“地域援助”の業務に含まれます。

これは多くの人に臨床心理学の知識を知ってもらい精神的健康の増進に寄与することを目的にしています。集団に対して伝えることやメタルヘルスリテラシー(心を適切に扱う力)の向上を目指しています。


④調査・研究

心の問題への援助を行っていくうえで、技術的な手法や知識を確実なものにするために、基礎となる臨床心理的調査や研究活動を実施します。心理臨床の個別性に由来するさまざまな問題や課題に関する特化した研究技法ともいわれる“事例研究”の体験学習は、臨床心理士に求められる大切な専門業務と直結しています。高度専門職業人として、自らの専門資質の維持・発展に資するきわめて重要な自己研鑽に関する専門業務といえましょう。

タイトル通り、心の問題について調査したり、研究したりすることも柱の一つになります。エビデンスベースドの臨床を求める声が増えてきています。卓越された心理臨床技術を科学の物差しで測るには、もう少し時間が必要なように思います。エビデンスが臨床に追いつくよう日々、研究・調査が行われています。

 ちなみに心のことを扱う分野を心理学と呼ぶことが多く、心の『問題』に比重をおいて扱う分野が臨床心理学になります。



以上のような活動をさまざまな領域で行っているのが臨床心理士となります。

これら四本柱とそれぞれの領域とが掛け合わされるため、業務は多種多様になっています。機会がありましたら、具体的な業務内容を更新していきたいと思います。


心のことでお困りならオンラインカウンセリングー心ーまでご相談下さい。親身になってお話しをお伺いさせて頂きます。


参考/引用

 http://fjcbcp.or.jp/rinshou/gyoumu/




2.臨床心理士の職域


臨床心理士の資格を活かした仕事は様々な領域に渡っています。根幹となるところは、どの領域でも同じなのですが、それ  

①医療領域

 主に精神科や心療内科での勤務が多いですが、ターミナルケア(終末期医療)や小児科などに所属されている方もおられます。また新薬や新しい治療法の治験と呼ばれる仕事に関わることもあります。雇用形態としては、すくない常勤職とそれを支える多数の非常勤で構成されていることが多いかと思います。 

 精神科といっても、入院施設がる精神科「病院」と入院施設のない精神科「クリニック」とに区別されます。病院とクリニックの使い分けについては、こちらの☟☟☟サイトがわかりやすそうです。





②福祉領域

③産業領域

④教育領域

⑤開業領域


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